2016年3月20日日曜日

お疲れ様、カシオペア!

北海道新幹線の開業に伴い、寝台特急カシオペアがの定期運行が無くなります。
 19日の上野を旅立ったカシオペアの下り最終が札幌に到着。そして本日、2016年03月20日(日)16:20に札幌から上野に向かう本当の意味でのカシオペア上り最終列車が札幌を発車しました。

 北斗星には乗れませんでしたがカシオペアには乗ったことがあるので、ある意味感慨深いものがありました。これからは、季節毎のイベント列車として活躍し、完全に無くなる訳ではないとのことですが、日本の長距離寝台特急が全て無くなったということでは、非常に寂しさを感じます。新しいものとの引換えには必ず古いものを無くさなくてはならないのだろうか?そんなことを考えてしまいました。
 カシオペアや北斗星が走れなくなった理由は、北海道新幹線の開業に伴う青函トンネル内の架線電圧の変更だそうです。カシオペアの電気機関車が変更後の25,000Vに対応していないのが主な原因だそうです。しかし、JR東日本は25,000V対応の電気機関車を借りて臨時列車としてカシオペアを運行する計画があるそうです。
 1999年に開業したカシオペアは、1980年に開業した北斗星とは違い、車輌も新しいので未だ未だ活用の余地はありそうですね。完全に見れなくなることは暫くはなさそうです。

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