2016年3月8日火曜日

五里霧中

朝起きたら、霧で覆われた幻想的な世界でした。

 こういう雰囲気は大好きなので、いつもより早く家を出ました。会社に向かうのにバスは使わず、ひたすら歩きます。

 いつもは冬の木枯らしが吹いて、殺伐とさえ感じる風景が、シットリと濡れてソフトフォーカスを掛けたかのように優しく映ります。
 会社の近くの交差点から仕事場のビルを見たら、霧の彼方に隠れて見えません。いっその事このままビルごと無くなって仕舞えば良いのにと心から思えた朝でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿